なみブログ

入院&手術の記録

入院当日

いよいよ来た入院当日(手術前日)

 

思ってたよりもしっかり眠れたし特に緊張もしていないいつもと変わらぬ朝。

 

 

 

 

10時に受付。


その後 病棟のナースステーションまで行くとさっそく看護師さんが病室まで案内してくれる。

 

入ると大部屋なのに2つしかベッドがなくそのうち1つはカーテンで仕切られている。

すでに誰かいるみたい。


 

いかにも新人です、って感じの若い男性看護師さんがたどたどしい説明で入院中の注意事項など細かく教えてくれた。

 

そのすぐ横で心配そうに見守る教育係(?)の女性看護師さん(笑)

 

 

2枚の用紙に渡り入院1日目から退院予定日までのスケジュールが書かれてる。

 

事前に主治医の先生からは早ければ1週間の入院と言われていたけどその用紙を見ると退院予定日は10日後になってる。

 

『あ、入院は10日間なんだ』とその時初めて知るという(笑)

 

 

明日が手術なので今日の11時までに下剤を飲んで下さいと言われる。

その時点で10:50。

慌ただしく母親に水を買ってきてもらいコップ一杯の水に対し下剤を全量投入。

 

目薬みたいな容器に入ってるピコスルファートナトリウムという液体の下剤で特に味も匂いもなく一気飲み。

通常の便秘だと5滴くらいで飲むらしいので全量ってなかなか攻めるよね。


 

下剤飲むのが初めてだったのでどんな波が襲ってくるのかとにかく心配…。

 

だいたい7〜12時間後に波が来るらしいけど人によっては3〜4時間でも来ると言われたのでなんだか落ち着かなかったな(笑)

 

 

入院中の説明を受け下剤を飲んでひと段落した所で家族は帰宅。

 

 

その後入院して初めての食事。

 

 

 

 

ザ・病院食

↓↓↓

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病院食は美味しくないというイメージだったので期待はしてなかったけど案外美味しかった。と言ってもこのメニューなのでマズイ方がおかしいか(笑)

 

栄養バランス良いしダイエットになればいいなぁと呑気な事考えたりして。

 

手術前日という事で胃に残りにくい低残渣食というもの。

手術後はしばらく食事出来なくなるのでここはしっかり食べておかないと、と思っていたけど元々お粥が苦手で半分残してしまった…。

 

 

 

その後麻酔科の先生から手術中の麻酔についての説明を受けないといけないので1人で麻酔科のある手術室の方まで行く。

 

 

 

 

『手術室』と書かれた自動ドア。

なんかここだけ空気が違いすぎる…。

 

本当にここ入っていいのかな…という緊張感漂うドアを抜けると手術着を着た先生がお二人。

 

ドラマのような光景に思わず足が止まる。

 

 

えーっと…と戸惑ってると1人の先生が出てきてくれて事務室のような部屋に案内される。

 

そこで麻酔についての説明と同意書にサインを。

 

全身麻酔で硬膜外麻酔という背中から入れる麻酔をするらしい。

 

麻酔の話を聞くといよいよ手術するんだな、という実感が湧いてくる(笑)

 

 

病室に戻り一休みしたあと15時から手術前最後のシャワーへ。

 

看護師さんからお臍を綺麗に洗っておいて下さいと言われる。

一応普段からお臍は綺麗にしているつもりなんだけどもう一度念入りに洗っておいた(笑)

 

 

シャワー浴びてる間も下剤の波が来てしまうのではないかとドキドキ。

 

結局想像していたような“何度もトイレに駆け込む”という事もなかったのが意外だったな。

 

 


 

16時頃、看護師さんが再び登場。

 

手術の時に履く弾性ストッキングの説明をしてくれた。

手術〜手術後に血栓予防の為に履くらしく、いわゆるメディキュットの医療版という感じの膝下までの靴下。

 

ふくらはぎと足首のサイズを新人君(勝手に命名)の若い男子が慣れない手つきで測ってくれる。

 

自分の足の太さにびっくりしながら弾性ストッキングMサイズをもらった。

 

 

 

 

入院初日は手術前日という事もあり、やる事いっぱいでなんだか疲れた。


 

 

少し眠くなってきた17時頃、再び新人君が来て今度は点滴ルートの確保。

 

これまた慣れない手つきで血管を探してる。

よく見ると手が震えているではないか(笑)

 

プレッシャーを与えてはいけないと全く気にしてませんオーラ出しながら携帯いじったりして目線をそらす(笑)

 

一回針を入れたものの何か違ったようでまたやり直し。

 

噂には聞いていたけど地味に痛いのね。

頑張れ新人君。

何事も経験だぞ、と心の中で応援しながら見守ってると主治医の先生も登場。

 

 

朝の時点で看護師さんに手術前に先生に聞きたい事あると話していたのでわざわざオペ終わりで病室まで来てくれた。

 

いかにもひと仕事終えた感じの先生がなんだかかっこよかったな(笑)

 

 

 

先生にはどういう縫い方をするのか(傷が残りにくいようにしてもらいたい)という事と子宮筋腫についての質問を。

 

今回子宮筋腫は取らないって決めたはずなんだけど気持ち的にモヤモヤした部分があったので最後の質問を。

 

子宮筋腫を取った場合、なぜ帝王切開になるのか。今回子宮筋腫も手術したとして今後再発してしまった場合、再手術出来るのか。

 

子宮筋腫を取ると子宮の筋肉が薄くなり子宮が大きくなるのに耐えられなくなるから帝王切開で対応するらしい。

もし再発したとしても手術する事も出来るしよっぽど悪い場所でなければそのまま切らずに済むという事だったのでやっぱり今回は切らなくていいかな、と判断。

 

 

最後まで優柔不断で子宮筋腫もやるかどうかで悩んでる私に『まぁ明日の朝までに決めておいて』と笑う先生。

 

 

とりあえず聞ける事は聞けたし安心したところでさらにどっと疲れが…。

 

 

点滴部分も痛くてなんだか食欲がない。

けどここはしっかり食べなければ、とゆっくり時間をかけて完食。



入院初日の夕御飯(手術前最後の食事)

↓↓↓

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食後の回診で37.4度。

謎の微熱。




トイレは結局5回。

思ってたよりも落ち着いてるのに若干の不安を抱えながらも1日目終了。




ナースステーションで鳴り響くナースコールが病室まで聞こえてきてなかなか眠れないし暑くて夜中に何度も目を覚ますし予想はしていたけど全く眠れなかった手術前日。